ふんわりとしたスポンジとクリームの絶妙なバランスが魅力のロールケーキ。
贈り物や店頭販売、手作りお菓子のプレゼントとしても人気の高いスイーツです。
しかし、ロールケーキは形が崩れやすく、柔らかいため包装が難しいという声も少なくありません。
この記事では、ロールケーキを美しく、安全にラッピングする方法とおすすめの包装資材・袋の選び方を、目的別にわかりやすくご紹介します。
なぜロールケーキのラッピングが重要なのか?
ロールケーキの包装には以下のような目的があります。
- 形崩れを防ぐ(やわらかいケーキを守る)
- 乾燥・酸化・衛生面の保護(素材の鮮度を維持)
- 贈り物や販売時の見栄えをアップ(購買意欲や印象UP)
- ブランドイメージの訴求(統一感のある包装で差別化)
単なる“包む”という行為だけでなく、商品価値や安心感を高める手段でもあるのです。
ロールケーキのラッピング方法|ホールとカットで異なる包装スタイル
ロールケーキの包装は、「ホール(未カット)」か「カット済み」かによって最適な方法が大きく異なります。それぞれの特徴に合わせたラッピング方法をご紹介します。

【ホールタイプ】箱入り+フィルムで高級感と安定感を演出
ホールタイプのロールケーキは、1本まるごとの状態で販売やギフトに使われることが多く、見た目の美しさと安定性が重要です。
おすすめラッピング手順:
- 台紙の上にロールケーキを乗せる
- ケーキフィルムやセロファンで側面を1周巻く
- ロールケーキ専用の箱(スリム型やクラフト箱)に入れる
- 箱の上から包装紙や不織布などで外装パッケージを施す
- ブランドシールやリボンで演出する
ポイント:
- 台紙とフィルムで崩れ防止+清潔感をキープ
- 保冷対応の箱+保冷剤+外袋で夏場や配送にも対応
- ギフト感を重視するなら、窓付き箱やカラー帯を活用
【カットタイプ】個包装+袋入りで配布・冷凍保存にも便利
カットしたロールケーキは、おすそ分け・販売・冷凍保存用として便利で実用性が高い形式です。
1カットごとに個別包装することで、清潔感・持ち運びやすさが向上します。
おすすめラッピング手順:
- 1カットずつにカット(厚さ2〜3cm程度)
- クリームを保護するために、断面にシートを当てる
- 袋に入れ、責任表示のラベルを貼る
ポイント:
- 個包装にすることで、衛生的かつ取り分けやすい
- 冷凍保存も可能なので、まとめて作って小分け保存にも◎
ロールケーキのラッピングで失敗しないための3つの注意点
ロールケーキはラッピング映えする一方で、デリケートなスイーツでもあります。
以下の3点を押さえることで、形を崩さず、美しく・衛生的に包装することができます。
① クリームのにじみやつぶれに注意
スポンジが柔らかく、中心にクリームを巻き込んでいるロールケーキは、上からの圧力で潰れやすいのが特徴です。
透明袋にそのまま入れる際は、底に台紙を敷く・フィルムで包んでから袋詰めするなど、変形を防ぐ工夫が必要です。
特に夏場は、温度変化でクリームが柔らかくなるため、保冷対応袋+保冷剤の併用が安心です。
② カット面の美しさを活かすラッピングを意識
ロールケーキは、断面の「渦巻き模様」も魅力のひとつです。
中身が見える透明な袋などを使うと、視覚的にも食欲をそそるラッピングに仕上がります。
さらに、ケーキフィルムで断面をしっかり覆う+袋に入れることで、形崩れを防ぎながら美しさも保てます。
ラッピングに+αの工夫を
ロールケーキの魅力をさらに引き立てるために、以下のアイテムも活用しましょう:
- ブランドシール・ロゴ入りタグ:統一感と信頼感を与える
- ワックスペーパー・グラシン紙:ナチュラルでおしゃれな演出に
- 保冷剤や保冷袋:夏場や配送対応には必須アイテム
まとめ|ロールケーキのラッピングは“守る”+“魅せる”
ロールケーキは形や質感が繊細な分、包装次第で印象や価値が大きく変わるスイーツです。
衛生面・保存性はもちろん、「見た目の美しさ」「ブランド感」「贈る気持ち」を表現できる包装を心がけましょう。

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